小学生が叫んでいたうた

♪父が梅干しに祈るときー
とんぼとかえるが ガコン! けっこんしたー


これの意味はいったい・・・
梅干しとは日本のことか?
とんぼとかえるとは
とんぼは空を不規則に飛び回り(まるで空中をワープしているようである)
かえるは規則的にぴょんぴょんとぶが方向ははっきりしない
どちらも目線がつねにさだまらないといういみで
落ち着きのない動物であり
日本の近代における一種の軽薄さをあらわしているともいえる
そのようなとんぼとかえるの国だと
日本を最初に梅干しでたとえて
さらにそれに向かって父が祈るということ
父権の崩壊である!
そのように父が祈っている最中に交わるはずのないとんぼとかえるがガコン!と結婚する・・・
このガコン!という音こそ
日本における構造のいびつさ
接着部分の理不尽さをあらわしているともとれる
これらの対比にぼくは詩才を感じたのである
見事である
さらにいうと、その子はあきらかに中国人のような顔をしていた
楊逸ではないが、このような混血児が将来の文学において一翼を担うことがあるのかもしれない