2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

特権と利権

では利権とは何か 特権が、なんらかの条件を必要とするのに対して、利権はというと、 なんらかの状況を必要とするのだと思う

僕の文学がなかなか見つからぬ

何か見えてきそうで やっぱり見えない もっと美しいもの 不思議なもの 微笑ましいものを見ると 何か出るかもしれんし やっぱり出ないかもしれない

気持ちを整理する sort out

気持ちを整理する、という表現が敗戦後から使われたのか それ以前からなのか よくわかりません

特権について

特権というと、日本では、限られた人たちのみが持ち、時代を経るにつれてその特権を持つ人たちも徐々に限られてくるという考え方であると思う ところが欧米では、特権というものが、今は限られた人たちしか持っていないが、時代を経るにつれてその特権を持つ…

大つなみ

「世界の国々の興亡の前には一つの国の詩人や文学者の思ひ出もむろん消えぎえになつて、そのあひだにわが日本は大つなみに国ぜんたいを洗ひ流されてゐたのであつた」 天災意識。 驚くべきcomplacent(無関心)である。 当事者意識がまるでない。 女であるこ…

仕事と労働

1:ケルト文学復興に燃えた彼等の夢と熱とがすこしでも私たちに与へられるならば、そしてみんなが各自に紙一枚ほどの仕事でもすることが出来たならばとおほけなくも思ふのである。 2:世は裕かで、貴族でもない労働者でもない中流階級の私たちは、帝劇に梅…

聖別

聖別ということがある これが、日本では一般化されていない キリスト教が浸透してないからである ところが、聖別じみたものは、数多くある そして、各聖別には偏差値もあるようだ キリスト教の聖別には偏差値はない(と一応はされている)

キリスト教のほうが日本教(仮にこう言う)よりもましな点があまりにも多い

なので、この社会にはキリスト教から目を逸らすための装置がたくさんある。 その最たるものがアメリカ攻めにするということである。 ところが日本人がアメリカを理解するかというと、実は理解しにくいのである。 なので、アメリカを低劣化して、加工して、お…

chime in

相槌を打つ、同意する、という意味かと思ったら 会話などに割って入る、という意味があった なんでそうなる 逆の意味だ まあこう考えればいいか 同意のチャイムと、不同意のチャイム 鳴るのは鳴る しゃべるのだから音は鳴る

女で仏門に入るのは女に対する裏切りだろうか

それをやることで、他の愛に迷妄する女たちが馬鹿みたいになってしまう 昔だと、高貴な女が制度上、慣習上の理由で仏門に入ったりする そうなると下々の女はぐうの音も出なくなる だからこそ女が仏門に入ることはいいのである(体制側としても) たとえば、…

高貴な生まれの尼が隠れて性交していたという資料を見つけてそれを小説にする

これが必要である 坊さんが隠れてやってたことを尼さんがやらなかったはずがない

貧乏対策

貧乏ということによって 文学上の熱意が挫かれるようではいかん 狂乱的文学上の熱狂でもって 貧乏を知覚できないようにならねばだめである しかしそれを 麻薬状の何かで達成してはだめなのであり スタンドアローン型の熱狂を 得なければならん しかしそうな…

尼の性交を暴いたとして

やらなかった尼が偉くなることになる そうなると結局、尼は基本的には偉いが、たまに間違える尼もいるということになり 尼さんを攻撃することにはならん しかし僕は尼さんを攻撃する意図なんてないのである 結局、尼さんについては、何もしなくてよさそうで…

日常と生活

日常生活、とは言う。 英語で言うと、daily life。日々生活、なのだ。直訳すると。 常を入れるとなると、daily normal lifeである。 その人によってdailyの中身は違ってきて当然である。 人種や業種によって生活は千差万別なわけであるから。 非日常生活、と…

メイクラブと仏教

仏教がやるのは、デストロイラブである 愛がいかに悪質で人をだましやく容易に道を誤らせるか、を教えている そういう仏教を誰が嫌いになるかというと、女性だろう 愛を剥奪されたら、女性はやることがなくなってしまい、途方に暮れることになる であるから…

抱き合わせ

欧米人は抱き合わせがうまい 抱き合わせの妙がある

平塚らいてうの才能

どうやら、人を取り立てる才能があったようである 名伯楽というやつだ 本人にはほとんど才能がなく、男を見る目もさほどないんだが、 同性を見る目に鋭いものがある 伊藤野枝を取り立てた功績は大きい ただ、名家の女性というのが、人が苦境に立っているとい…

新しい生活

何かの主義に染まると、そこから新しい生活が始まる であるから、小林多喜二は『党生活者』というタイトルをつけたのである。 そこに気づくのは偉い。 小林多喜二は、やはり段違いの才能である。 ズバリ来る。 まどろっこしくて、最終的にかすりもしないのが…

在日

在日から逃げてお花畑のような小説を書くのもいいんだが、在日小説を大量に書いて、在日を突き詰めてから、まともな小説を書いたほうがいいのかもしれん 在日がとにかく引っかかっている このトゲを抜いてからのほうが書ける気がする ところが、在日小説は、…

「あなたがたの敵を愛しなさい」

キリスト教のわかりやすい標語のひとつであるこれは、敵を敵と認識することを改めなさいとは言っていない 敵は敵なのだ 敵を味方と誤認識するようなことはありえないという考えがあるだろう 敵を敵だとする認識を誤らず、敵だとわかりながら許容度を上げなさ…

昼と夜

昼は金という幻想を生きて 夜は性交という現実を生きろと そういう要請が喉元まで来ている ところが 金が現実で 性交が幻想に 見せかけられている それは逆なでである なのに 顎を上げて 物知り顔の人が多い

仏教が性交に大反対しているという場合に

それが普遍の真理だから許されるというよりも 仏教が言ってるから許されるという ことになっているようだ 仏教の教えはこうだからいいんだ そうではないはずである 普遍の真理がこうだからいいんだ とならないとおかしい それとも最初から仏教は 棲み分けを…

賛成文化

日本はどうやら 賛成文化である 差別だってよく考えたら 賛成から来ている 留保付きの賛成である その留保がかなりのものではあるが 欧米ならば 認識の外 無視か反対である 日本では一応賛成して そのあと留保の嵐である

金への

僕は この世でこの世の次に 金が嫌いである すなわち 現世否定 金否定 これを徹底すれば 明日に襤褸を着て街頭に繰り出し 明後日には発狂したふりをして 一ヶ月後には電車に乗らせるしかなくなる だから ある程度は現世と金を肯定せざるをえない だがちょっ…

尽きるところのつまりはどうか

絶対信用がない これに尽きる 相対信用しかない だからそれを金で固定させる 理想を扱う学問である数学を 現世に取り込むわけである そして数学はと言うと 一度現世で娼客を取ったあとで 貞淑なふりをして聖域に帰っていく その早足の帰りがけのところに 尋…

義経と水子

義経も水子も、敗者である。 敗者を遠ざけようとするのが欧米風の考え方である。 ところが、日本民衆は敗者に共感することが求められている。 勝者を崇めて勝者を目指すなよ、という体制からの要請があるのであろう。 かわいそうかわいそう、などといってい…

ばかみたいな貧困

あまりにもばかばかしいような 貧困が あちこちに芽吹いている それも 純朴な人たちに多い 実は 貧困は馬鹿なのではないかという 疑念がある 少しでも賢ければ 貧困にはならないわけである 少し どこかに潜りこむなり 譲歩すればよい 頭を下げたものには こ…

書もつ不信

とうとう あらゆる書もつが信じられなくなった しまった

AV文学

AV文学というのがある どういうわけか、喜劇的になっている 僕は徹底的悲劇としてAVを扱わねばならんと思っている 具体的には、登場人物が全員絶望して自殺するAV小説を書かねばならないと思っている なぜAV関係者が自殺しないかというと、そこには…

東洋近代

東洋近代が生まれなかったわけである 極論すると 東洋が、もっぱら懐古趣味の対象になっているのである 懐古主義といってもよい