2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

密教は鎮護国家と言ったが・・・

鎮護国家なら奈良仏教という気もするのだ。 しかし密教に鎮護国家の性質がないというのも考えにくい。 こう考えるといいかもしれぬ。 鎮護国家を宗教同士が争う。 そうなると、鎮護国家への貢献度という話が出てくる。 その場合、コミュニケーションを遮断し…

のっぴきならぬ余裕

余裕がぼくの全身を支配している それも 短期的な余裕を拡大解釈し あと何年はまあ大丈夫くらいの 適当な余裕である こんなもので心やすらぐなんて 明らかにおかしいのだ ぼくは堕したのかもしれぬ ぼくはいつの間にか いまあるぼくが それなりの帰結である…

こなれた日本語ってなに?

なんだか変なんだよ こなれた日本語といわれることば、文体、を使えば使うほどつるつるになっていく気分。 日本人じゃなくなってきて気持ち悪いという気分。 どろどろの日本語で勝負したい。 しかし、日本語らしい日本語というのがわからぬ。 古語というのに…

日本には熱狂的政党ファンがいない

党関係者はいるけど、政党ファンがいないと思う。 鳩山饅頭がバカ売れしてない これがないってことが、なんだかポカンと空いた気がするんだ。 画竜点睛を欠くという気分。 一時的な人気なんてすぐ消えるかもしれないけど、一時期饅頭がバカ売れするというの…

「密教的厳知」

散歩していたらふと、「グローバルインターネットフルアクセサビリティ」ということばを思いつき、すぐに「密教的厳知」というのもついてきた。 日本における秘密主義、隠匿主義、目くらまし主義、というのが密教と深く関係していると思う。 密教というのは…

庁舎の鳩

庁舎の近くのコンビニに 鳩が二匹 一匹はでっぷりした よく肥えたもので その歩みのおおらかさは 冬の寒さをよそに おそらく震えても もとが大きい人間が震えても 震えの律がこちらに伝わりにくい 対角線の痩せた鳩もいて こちらは目立たずだが一匹では一匹…

オーム、というのは声ではなくて、真理を伝える内奥の声ならぬ声のことらしい。 仏教用語。 声を発するということは、その時代のことばの形式に従っているということであり、それは真理から遠ざかるかもしれないのだ。 しかし声を発してないのに真理を伝える…