2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

脱さねば

脱というのを ある思想家が喧伝しているようだが いまいちその概念をつかみかねる 脱税ということばにあらわれるように 基本的には 脱はいいものではない 脱穀といっても しょうもないものを引き剥がすという意味で よくないものに作用する 脱とは よくない…

独自性

独自性を出そうと思えば どこの学会や作家や派とも違うようなことを 言わねばならず しかも 訴求性が高くなくてはならないとなれば いきおい がなりたて まくしたて 盲目の機銃のうちてのような ことにならざるをえない それはよくない しかも この複雑な社…

ぶる その3くらい

かぶれる、というのがあった。忘れていた。 よくない意味の言葉である。 西洋かぶれ。アメリカかぶれ。フランスかぶれ。 中国かぶれ、インドネシアかぶれ、とは言いにくい。 かぶれやすいものにかぶれるから、非難することになる。 西洋はかぶれやすいのか。…

誤植?校正のミス? 発見した

「国民情報を統合的に管理することに政府も尻込みし、国民も当然視してきた気がします」 これは・・・当然視ではなく、当惑視では? むー? だけど当惑視とはあまり言わない気がする。

Third reich

「Moller van den Bruck(1876-1925) が1923年に出版した"Das dritte Reich"から取ったもの。ブルックは神聖ローマ帝国とドイツ帝国の後に、民族主義にもとづく第三帝国が来ることを予言したことから、政治的なプロパガンダとしてナチスによって利用された。…

その他 その1

僕は持ち直さねばならぬ 実直に まっすぐに 淫らを離れた正しい性欲のほうへ 少しずつでも 進んでいかねばならぬ だがそれが そのよりどころが 唯物論であったりすると よくなかったりもする なぜなら 唯物論は始祖をあがめる点で 歴史のリスタートでしかな…

音韻について その1

音韻というのが、というより、そもそも、音素というのが、言葉に対する冒涜であり、過剰な細分化であり、不適切な分類であると仮定する。 だとすれば、分類後の音数、日本語なら50音を、事後に緩和するために、音韻に気をつけねばならないのかもしれぬ。 …

「トロンレガシー」を見た

ギモンが出てきた。 ・母はどうなったのか ・protagonist(主人公)になぜ親友や執事がいないのか ・父を乗り越える話ではなかった ・この主人行は他力で問題を解決することが多い。都合のいい展開で女に助けられて最後は父に助けられる。 ・全体的にひねり…

「リヴ・ヴェーダ」の汎アジア性

アジア各国の神が、「リヴ・ヴェーダ」に出てくる神のバリエーションにすぎないのかもしれないと気づいた。 インドというのがアジアの文化的な父なのかもしれない。 しかし、インドがイギリスに占領されたことで、完全に文化は断ち切られて、今のインド文化…

「アメリ」を見た

アメリという女は発達障害なの?? 見ていてイライラした。 空想の世界に生きているというふれこみだったが、アメリは空想世界を広げる努力はしていなかったように思える。

「がる」と「ぶる」

強がる、痛がる、気の毒がる、粋がる、寒がるあらぶる、弱ぶる、すこぶるちょっとわからない。なぜ「弱がる」はだめなのだろう? 弱く見せる、というのがだめなのか。 弱さの自己認識自体がだめなのだろうか? それとも、弱さを認識することはいいが、弱さの…

アニメでなぜ恋愛が描かれるのか

性欲をオブラートに包んだような淡い恋愛が描かれるアニメが多い これはなぜか? 本来、日本には恋愛文化というのはほとんどなかったはずである。 性愛はムラに囲われていたのだと思われる。 現代においても、まっとうな恋愛が行われているとは判断しにくい…

デウス・エクス・マシナ

古代ギリシャ・ローマ演劇における、突然舞台に出てきてものごとを解決する機械仕掛けの神。 日本の演劇にはこういうのはあまりないかもしれない。

mock と fake 

mockは模造品 fakeは偽物模造品というのは、本物として流通させる意志がないのかもしれぬ。 模造することに本義があるのが模造品なのだろうか・・・ 模造においては、物を作るよりも模造するということのほうが大事なのかも知れぬ。 偽物は、流通させること…

miss

英語でmissは他動詞である。 受身にもならない。 missは働きかける動詞である。 わたしは、missを、「寂しがるだろう。特に○○のことは」と訳出したら、失笑をかってしまった。 「さびしくなるだろう。特に○○に会えないことは残念だ」というのが模範とされる…

河童と沼

沼のことを考えていて、日本の沼にいる怪物というと、河童だということに思い至った。 河童。 しかし河童の河、といいながら、いるのは沼だろう。 ヌッパ、とはまったく言わないからだめなのかもしれない。 ヌッから始まる言葉はないようだ。 チッソはある。…

swamp

沼、という意味のことば、swamp 西洋では、沼に魔物や怪物や魔女が潜んでいることが多い。 暗くよどんだ、沼である。 日本で沼、というと、むつごろうが飛び跳ねていて日光が浅く反射している感じがある。 日本の沼は明るいのではないだろうか。 いや、日本…

12月

軽トラが通って揺れる師走日のまちのすき間をとおるふゆ風

けいれんするおたく

おたく路肩にあおむけに 手ふり足ふり木枯らしの 夕刻時の往来に 口には泡が浮かび来て 目は眼球の四方にて 遊ぶようにぞ動きたる○何かの発作かわからないが、典型的おたくがこういう状況になっていた。救急車を呼んだほうがいい。

受苦

受苦、受忍・・・ 被支配的なカトリックの国における基本的態度のように思える。 アイルランドの住民たちは基本的に受苦、受忍なのだ。 関係は薄いが、日本の公害訴訟においても、受忍義務というのが最初は問題になった。 しかし公害訴訟では原告勝訴が相次…

冬になりそうだ いやもうなっている いやおうなしの冬だ 外気の寒さと 子どもの厚着でそれがわかる カラスの声も細い 猫が恐ろしげに縮こまっている 本年を乗り切れない猫がいるはずであり 一月になるまでに 悲喜劇がさまざまに ありそうである コンクリート…

植民地化したあとの国にはナショナリズムに深みが出ない

軍事政権というのは資本主義列強からすれば非常に御しやすい 理解不能で比較不能な高度な文化的ナショナリズムによる反抗や不服従であったら、資本主義列強は手の出しようがない 資本主義上の貧困と軍事政権ならば、楽々と介入できる ナショナリズムが浅くな…

不謹慎

不謹慎ということばがわからない。 謹慎というのは具体的行為である。 形容詞ではない。 目立たないところにじっとしているという昔の刑罰である。 不謹慎というのは、文字通り受け取れば、刑罰を受けずに自由にいるということのはずだ。 おおかたにおいて不…

Sさんがヘルニアになって治療のために法話が中止になった

新聞で見た。

pretentious

これを訳するときに、「きどった」、「とりすました」とやることが多い。 「うぬぼれた」ともやる。 「うぬぼれ」とはなんだろう? 自らの才覚にうぬぼれるというのが本道であろう。 しかし、「he found all the other suburbs of Dublin mean, modern and p…

先日のハードディスククラッシュでぽえむ帳がなくなった

くもの糸

くもが糸を吐くのを二年も見ないのであった それが致命的であるように思える くもだけではない 珍しい庭の鳥も見ないし みみずもみていない けしからぬ