pretentious

これを訳するときに、「きどった」、「とりすました」とやることが多い。
「うぬぼれた」ともやる。
「うぬぼれ」とはなんだろう?
自らの才覚にうぬぼれるというのが本道であろう。
しかし、「he found all the other suburbs of Dublin mean, modern and pretentious」という文章において、うぬぼれたとすると、変である。
「近代的でうぬぼれた」?
「当世風できどった」、くらいのほうがいいのではないか。
才覚などないにもかかわらず気取っているのがおかしいのであるから、そこを出さないとおかしい。
しかし原文でそれほど踏み込んでないので、そこは意味が基本のところだけ訳せばいいのかもしれない。
基本のところというのは、一般的なことばということだろうか。
だったら、きどる、とりすます、うぬぼれる、では、きどるが一番短いし一般的といえるのだろうか。