2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

総合知識

僕に総合的知識がないのである 手探り状態であなぐらを這い回るだけのような日々 砂を噛むような日々 しかも砂を砂ともわからぬようなまいにちである 砂を噛んでいると思っていた私の噛んでいたのは少し違う砂なのかもしれないし 砂なき砂なのかもしれない …

common law ということ

コモンローという本を古本屋で買ってきた。 アメリカの最高裁判所(すーぷりーむこーと)の元裁判官が1890年くらいに書いた本で、アメリカの法学講義で70年くらいずっと使われてきた本らしい。1958年に発売された本である。 コモンローとは何か? …

カモンとコモン

実はカモンというのは、アメリカ英語だと思う。 相手にカモン、といいうる個人間のコモンセンサス(コモンセンスとコンセンサスの結合語←さきほど考えた)があるということなのかもしれない。 そのカモンは、職業や出自や来歴によらないカモンである。

oldiesとなぜいうか?

classicといえないから、かわりにoldiesが来る。

不遜な願い

なぜぼくは文豪へと導かれないのだろう 文豪への道は遠く閉ざされた なぜなら今、生きている文豪が一人もいない 文士もいない いるのは作家であり、小説家である 僕は文豪または文士になりたいのであって、作家または小説家になりたいわけではないのではない…

アメリカ英語のおかしさ その1

古くからの慣習というのがないので、表現が卑近なものになりやすい その中でも人間の排泄や性行為に関する言葉は多く、これは、アメリカ人の世界観が人間主体でありしかも生きている人間を主体にするため、shitやfuckというようなことばが多いのではないかと…

I先生について

Iさんは、大学にいたころはすごく意識していたんですが、卒業してまったく話を聞かなかったので忘れていた。 ところが新聞の本の欄のところで、ドストエフスキーの翻訳を出したというのを見た。 Nという人だけではないんだな一応、ロシア文学の人は。 I先…

韓国語の勉強を始めることにした

にんてんどーDSというゲーム機で韓国語をゼロから始めるソフトが出ていた。 さっそく購入して勉強中だ。 韓国や在日のことを語るのに韓国語がまったくできないというのは怠慢以外の何ものでもない。 英語はそこそこなレベルに来たから、次にやるのは近隣諸…

無鉄砲

無鉄砲というのの語源がわからない。 無鉄砲というのは考えなし、直情的、だという意味だと思うが、なぜそうなのかがわからない。 ふつうに考えたら、たとえば無作為、無作法のところの、作為や作法が鉄砲に置き換わったのだということはいえると思う。 だが…

geekとgeezer

geekはおたく、geezerは変な老人 geeだけでは驚くというような意味。 驚くような変ってこと? いいほうの驚きじゃない。

無理は仲間はずれ

無謀、無益、無害、、、とはどうも違う。客観的状況をさすのでも主観的状況をさすのでもない。 あえていえば社会的状況かな?? 無理というとき、理が無いということになるのか。 何の理か。 誰にとっての理か。 万人にとっての理か。 だったら市民的な理か…

日本について。天国ではだめなのか?

大日本帝国ということばがある 皇国ということばもある だったら天国もあっていいではないか? なぜ天国はだめなのか。 つまり、天と冠されるものは本質ではなく、皇のほうが本質であり、概念より実質、抽象より具象が大事ということなのかもしれぬ。 もしく…

「あーゆーふぉありある?」で「本気で言ってる?」の意味らしい。 案外わかりにくい。r、rになってるときは聞き取りにくい。「あーふぉあいやー?」に聞こえるからな!

体制批判

体制批判というのは 体制からの内部告発であったことがないので 体制には体制崩壊か体制存続かしかない そして基本的には延々と体制存続が続き きりがいいところで体制崩壊が演出される ひょっとすると体制において 十分な議論がなされたことはないのかもし…

市民憲章について

日本における市民憲章というのはないのか? 実はあるにはある。 各地方自治体の市が制定しているものである。この制定プロセスには、おおむねほとんど市民は関わっていない。 市民から出発した大憲章(マグナ・カルタ)というようなものが日本にはないのでは…

草食系

草食系という言説がなぜはやるか、気づいてしまったのかもしれない キリスト教圏では、羊(草食系)は救われる。 日本ではキリストがいないから羊(草食系)は救われない。 ・・・? ひどいあてこすりだ。 草食系の言説がセックスに絡むというのもまた下品と…

長編作家のすごみ

すごみがある作家は誰かというと 地縁血縁からくるすごみのある作家になるとしたら それは作家個人のすごみではない 日本特有の社会での慣習や条理からくるすごみなら それは実は「立て板に水」である 能弁というときに使われることばは、世間における能弁以…

踊念仏ということ

どうやら、その、一遍というのが踊念仏をはじめたというのは、 踊るというのが、この大差別国家である日本に対する反対「運動」だったのではないかと最近思うようになった。 反対「運動」の「運動」の部分が、身体運動だったのだ。 そしてそれは、念仏と連動…

信じること

僕はかなりいろいろなことを 非効率的にも けなげにも あまつさえ そぞろに 自分かわいさのために 憐憫のために 奥ゆかしさを自覚するために 淡い期待をするために むずがるために 涙をためるために 時間を費やすために むせかえるために 諦念をゆるがせない…

東京殺し

東京が僕の時間を奪っている 僕の各種体液は 東京で無駄に流されていると疑われる 周りの人間が僕と異質に感じられて 親和的ではないと感じる だがその距離感が心地よくもあるのが曲者なのが錯誤かもしれないが 一般的中期青年期の人間の感じやすいまっとう…

ひよこさそじ

ぼくは三十路(さそじ)であり ほとんど未経験のひよこである 若くないひよこだ 動きは悪い 歯切れもよくない ぴーを言う前にちくをいうような有様である 足ものろい 僕は自己憐憫なんかではなく 単純に自分の低質を認める なにしろ 機能停止はしょっちゅう…

低水準 low standardal

僕の何もかもが低水準で いわゆる人権受容体としても いささか低位な気がする それくらいぼくは 自省し うなだれ 震えている 怖い 怖い 女も社会も 仕事も 金も 猫も 道路も 車も 電車も 世界が牙を剥いた! 僕の目は剥かれた!

『よい子』二

二 僕は頭を打った気がした。 いやぶたれた気がした。 ぶたれる、ということとぶーたれる、ということは受動と能動の違いがあり、さらに意味が異なる。 ぶたれたであろうということに関して僕はぶーたれたかった。 なぜなら痛かったからだ。 後頭部にこぶが…