2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

文学メモのデータがすべて壊れた

これで一からやり直しや いやしかしね、たとえばソクラテスのことを考えるとして、メモ帳を作っていたかどうか。 メモしなければならないようなものは、はたして人間の知恵といえるのか。 そこがわからない。 それとも、人間の知恵を側面援助すべく、そうい…

『よい子』 一、

一、 よい子のはずだった。 正しい知識と体験を積み重ねたならば、よい子になるはずであった。 よい子というのは、万人が認めるよい子である。 階級、宗教、所属する法人、その他の雑多細目なコミュニティーの違いによらず、よい子はよい子でなければならな…

ふまれて蹴った

電車で酔った女が 僕の足を踏んだ そこで僕は きっかり五分後に その女のヒールの裏を 軽く蹴ってみた 女は何事もなかったかのように 友人と話を続けていたので ぼくは安心した 実は 頭を叩こうとしたのだが それはまずいと思って 軽く蹴る作戦に変えたのだ …

アメリカ文学のよさがわからない

ミラーとかチャンドラーとか言っても、どうも言葉が軽い気がする。 アメリカ文学によってアメリカの尻なら浮くだろうが日本の尻は浮かない気がする。 僕はみなさんのようにはアメリカ文学に惹かれない。 困った・・・ アメリカ文学がわからないと作家になれ…

セルバンテスは獄中で『ドン・キホーテ』の想を得たという

僕も獄中で想を得ないといけないのだろうか・・・? しかしセルバンテスが獄中で想を得たのは55歳のときらしいから、僕はまだ急いで刑務所に入らなくてはいけないというわけでもない。

林芙美子の『放浪記』と世界文学の関連性

『放浪記』は傑作ではあるけど、オーウェルの『パリ・ロンドン放浪記』が当たったから、日本版も欲しいという日本の文学界の要請があったのかもしれない。 そういう、外国で当たった作品の日本版、というのが日本の文学作品では他にもあるのかもしれない。

ノーマン・メイラーとサリンジャーはユダヤ系作家

知らなかった

文学だけで攻めてはいかん

文学だけで攻めるとどうも具合が悪い 音楽ができないとだめだ プロ級じゃなくてもいいから、バンドに属していてたまにライブするというのが、 文学だけやるというよりもポイントが高い それは別にかっこいいバンドでなくてもよい ぼくはギターを買ってもいる…

両立しないということ

社会を美しくすれば 自然が美しくはない 社会も自然も美しいとしなければならないのに 社会と自然はわかれていて しかも反目し合いながら 総和はゼロに思える 社会がプラスな分だけ 自然はマイナスでなければならず 自然がプラスな分だけ 社会はマイナスでな…

痰と芳香

痰を吐く口が 綺麗な言葉を出すとは思えない 汗ばむと体臭を出すからだが よい芳香を醸すとは思えない 人間が 清濁があるという人間に共通の性質があるにしても ここまで到達したというのを驚くなら それはコンペティションであり 徒競走のタイム測定のよう…

射精をやめてから

射精をやめたら ありえないほどの攻撃性が突き上がってきた とにかく相手を 社会を 体制を 攻撃したくてしょうがないのであり 攻撃したあとも 休憩して射精しないのだから 攻撃し続けるしかないのである これでいいのか・・・? こんなことが一ヶ月一年と続…

『昭和万葉集』

ここに、差別の問題に関するネタが一切ないのが、不自然である。 らい病や障害者ネタはあるのに・・・ むー・・・

生きていることの許せなさ

どうも いろいろなものに怒っているようで 実は根本原因が おのが精神と肉体であり 時間軸上のたゆたいのみが 病巣のように思えてきた どうしたらこの 生存上の不如意を解消して したり顔になれるのだろう 何かきっちりと 詰まった感じの生活になれるのだろ…

齢29にして心新たかしくする

今思えば 営利法人においての キャリアの蓄積など 文学においては さほど問題ではない 私は文学一路 邁進する所存である 今は基礎教養の時期として 日替わりで各国の文学に触れる 日曜日は英国文学 月曜日は米国文学 火曜日はフランス文学 水曜日はイタリア…

性欲を否定はしない

だが、今度からは芸術的に昇華することのみに性欲を用いる あの、下卑た、バカバカしい、射精というのを、金輪際しない あのようなことをしたのは私の不徳であり、恥であった もう射精などしない そして、芸術の極地におののくだけにする

「歴然」

歴然ということばは、ギモンである。 歴然、は明白と同じ意味だろう。 なのになぜ歴然と明白が両立するのか? 歴然というのは、歴史ほどに然りだから明白、という意味なら、いささか古臭く、幼稚なことばではないか? 歴史というのが、一義的で唯一のもので…

『メタボラ』について

私は文庫化するまで読まないけど、おそらく、ホモソーシャルダイアログの話であろう。 ホモソーシャルなんだけどふたりだけというのが面白いところ。 だが、ふたりだけというところに、それぞれの人物に様々な人間を凝縮させているところが面白いのではない…

自由

自由でいることをして 自由権の行使かと思われたら 安っぽい自由権の行使かと思われたら 後先を考えてない愚行だと思われたら きっとぼくは自由でいられないばかりか、 自由であると思われることも嫌い、 かえって不自由な態を取ることになるだろう 自由とは…

恋愛について

ぼくは恋愛を封じ込めた とうとうやったと思ったが 生理がめぐってきた結果 結局はまた恋愛じみた心の動きは 微かにときに露骨に きざして来ているのである どこの心の棚を見ても ハートマークが チラチラあるのであって それがぼくを驚嘆させるのだ ぼくが…

全人格的悔恨

全人格ではないのだ 私の何もかもは 全人格でないからこそ 悔恨は裏切る それが 突き詰めたことにならないのであって 絶望は錯覚に過ぎず 社会過誤なのであって 次は 社会をつつかねばならぬ

初夏

初夏であるので 「ひかりさす露乾きけりとびまわる鳥の健脚羽音高かり」 「選挙カーもあと一日も走るまい時の経過は音運び去る」 猫を見ていたこの猫はもう死ぬ 座っていたら重い肩も肉も尻も 悩みを打ち明ける気などない 悩みを作成しない思考を行う 悩みは…

自殺による真剣味補完論

1、上の人たちの中に真剣にやっている人が少ない (真剣にやらずに給料をもらって、リスクは下請けに丸投げしている) 2、上部構造が真剣じゃないから、社会全体が真剣味を失う 3、足りない真剣味を下部構造に補完させる 4、具体的な方法としては、下部…

すっごく反省して文学の勉強をしようかな

部落・在日問題の事実への侵食性

どうも、部落・在日問題というのが、あったこと、事実、を、なかったことにするのにも使われているようだ。 誰も、解放同盟の関係者及び関連者(傍観者含む)以外は、部落・在日問題を声高に叫ばない。 つまり、ない、ということになっている。 これが、意外…

glance back

これには、「振り返って見る」という意味と、「視線を戻す」という意味がある。 backには、空間的意味(後ろ方向へのべくとる)と時間の意味(少し過去の方向へのべくとる)があるのだろう。 動詞+back、がでてきたとき、2つ考えないといけないのだ。

権威の借用性について

権威というのが、権威構造の上部にある権威から、借用しているものが主であって、この社会の権威が、実際上は別にして、それ以外あってはならないと仮定する。 そういう状況である場合、まず、構造の強度が求められるだろう。 構造の強度というものが、まず…