生活詩

おんなぎらい

うえのちづこが またいやなほんをだした にほんのおとこのおんなぎらいを えぐるようなほんらしい じつはぼくも そうとうなおんなぎらいなのだ いやきらいなのではなく せいりてきけんお それいぜんのせいりてきいふ いやそれでもなく げんしょてききょうふ…

かぜ

ぼくのかぜ ぼくのからだは ういるすを めいっぱい うけいれた いまも かつやくさせている きみたちのかおがみたいが かがみをみれば ぼくのかおがいるだけなので みるまでもなかった おじさんのあたまは イタイ ぴんぽんだまを すごくちかいところから ごろ…

ふまれて蹴った

電車で酔った女が 僕の足を踏んだ そこで僕は きっかり五分後に その女のヒールの裏を 軽く蹴ってみた 女は何事もなかったかのように 友人と話を続けていたので ぼくは安心した 実は 頭を叩こうとしたのだが それはまずいと思って 軽く蹴る作戦に変えたのだ …