2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

小説に対する信心が薄れてきた

ほとんどの小説が時間を浪費するだけのゴミ小説 いわゆる文豪が書いたものですら読む気が起きない つまらない 見え透いている その場しのぎである 意味ありげで何もない 僕は今まで小説に対して感覚が欠けていたり 読解力に難があるからいけないんだと思って…

では面白がる主体である読者とはなんなのか

読者は金を本と交換し 面白がることが許される 面白がることはひとりですべきことであり 本を読むことは自分のための体験であることがまずある それは個人的体験である それを共有するとなると社会的体験になる さて読者はおもしろがるわけだが 果たしてその…

ヘルダーリンと僕の親和性

僕は心情的にヘルダーリンとよく似ている ちがうのは、僕は狂ってないということだ 狂うということを達成するには、よほど才能があるか、なさすぎるかしないといけない 僕の才能は中途半端なので、狂気の世界に飛び込むことがかなわんのである

肉体と狂気

狂気の実現と肉体の好調は不可分である

ヘルダーリンの偉大なところは死を選ばずに狂気を選んだことである

死を選ぶのはたやすい 一日で済まない死はない

恐怖と狂気

一般に、狂気への恐怖は死への恐れに勝る にもかかわらず狂人が死なぬのは、狂気のほうが瞬足であるからである つまり彼は、狂気の予兆を察知した時に急いで死なねばならぬという意味で、早業師でなくてはならぬ

経済の勉強をしてるんだがしょうもないことが多すぎる

一切人間の本質に迫れている気がしない しかし猫も杓子も経済経済だから僕も少しはわからないといかん

津波と外敵

津波というのは日本の中央から起こるのではなくて 外から来るのであり そういう津波が 外敵の性質を端的にあらわしていたと言えなくもない たとえば元寇などは 津波とほとんど同一視されていたかもしれないのである 津波は自然災害ではあるが外の自然による…

いっそのこと内語と外語でわけたほうがいいかもしれん

そうなると真名や仮名にならなかったことばを抽出しなければいけなくなる 翻訳不能領域のことばを見出さないといけない

どうやらこういうことである

グローバル経済を脅かすあらゆる外国思想は狂気でなくてはならない 人類であるならどの国にいようと文化活動は経済活動であるという面を併せ持たなくてはならない

自由律

かねおんなすべてにげていき ためいきをつくまでもなく日は暮れる なじられてさげすまされて三十路越え 人は皆われより偉い構造上 あめりかの自由に託すゆめをみる わが恋も夢も希望も持ち去られ

「志半ば」

これの意味がわからない 英語で言うとhalf will である 志は常にfullでないとまずいのではないのか

日本の正気

日本の正気はほとんど狂気なのである ゆえに日本は狂気をまがいものにしなければならない

僕が書かなければいけないことはもうわかっている

それは貧しさである hoboを書かねばならぬ それも余すところなく遍くである ところがそんな辛気臭いものを誰も読みたくないという問題がある それにアメリカ大衆にそういうものは好まれていない アメリカ大衆に好まれていないものを日本大衆が好むという法は…

自由律

かねおんなすべて逃がしたり

箱庭的総合

ひとつひとつの分野を これ以上ないほど縮めて そしてわれわれはこの分野を総合したと胸を張り それぞれの分野の内部ではお互いに笑顔を見せ合い 利益や権益を調整している もしも外の人間が何か批判をしたら じゃあかれは仲間はずれにしちゃおうということ…

『草枕』における鈍感さ

どうしても僕が気になるのは 『草枕』において主人公の口から語られる文化上の「正しい」知識が 現実に即応するというよりも 鈍感さからくる強引なあてはめによって現実を誤認識するほうに働いているように思えるからである 『草枕』が一流の作品になるため…

謙虚

謙虚と愚が両立せぬのが現代である 正しらしさへの打算からしか謙虚が生まれぬ 誤らしさへ向かいponderする謙虚はたちまち愚に転落するらしいことが確定的に明らかなのである

正しらしさの数値化

それにはpollしかないと見て あらゆる局面で投票を促すのがアメリカであり アメリカ文化でもそうなのである ところがアメリカは文化においてはそうやりながら 外交については政府の独断でやるのである なぜそうなっているのか根源を掘り返すと 核兵器を民衆…

日本文化の宿痾は矛盾である

日本文化はつねに矛盾をまとっている その日本文化を政治はimitateしようとするが 不利益になるところを政治は選り分けて食しないのであるから 政治が食べなかった不果実を見れば 何が不果実かわかるといえばわかる 次はその不果実を果実化するというprocess…

僕の生涯の文学研究テーマのひとつにMark Twainがあることに疑いはない

pessimism と frontier lost の関連性 フロンティアに対して人間がどのような影響を受けるか フロンティアを土地の問題とだけ扱えばいいのか 想像上のフロンティアをどう扱うか 研究せねばならぬ

『草枕』

ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。 :この文章に「鬼畜米英」の萌芽がある。外国には人がいないという決め付けである。人がいないところを…

女性労働者を賛美するとして

かれらはたまに、意図的であるかどうかはわからないが売春をやってたこともあったのではないか もしあったとしたら、そこを隠して賛美していいのかどうか なぜか性道徳だけは聖職者並、もしくはどういうわけか西欧諸国において尊重されている夫婦間における…

美しさと経験は関係があるか?

経験というのは作為と結果の連続である そこに美しさを認めていいのか 美しさの根源を人為にもってきていいのか

(ど真ん中の一行だけ書く練習)

よくよく考えてみたところが、この今見下ろしているむき出しの性器を持つ女を、愛しているなどとは到底思えないのであり、かれにとってはデザアブモアと感じられることであり、一連のオブシインな行為が誰かによって不断に引き算されているように感じ、かれ…

(風景描写を書く練習)

そして朝の日がかれらを照らしたわけだが、そのひかりは若い彼女のうぶげをそばだたせ、その虹彩に淡くきらめくいろどりを添えた、そのいろどりを、弥七はかわいいと思った、守らないとだめだと思った、だが弥七は世間的には間男であり、間男であった。

プロレタリア文学に独創性がない

ひとことでいうと、労働に隷従している作品しかないのである クリエイティブな労働がないのである 盲従的な労働しか描かれていないのである ここにある問題がある 資本主義下においてでないとクリエイティブな労働が可能にならないのかどうか、という問題 共…

昨今の作家たちの作品のありよう

ずばり、かれら作家たちの作品は、おおむね作家生活を継続するための作品なわけである 是が非でも書かないといけないような作品は見られない そのことを僕は見出してしまった いわゆる作家たちは作家生活がしたいわけであろう 資本家たちはというと、作家に…

売りたくない

僕は本を書きたい気がせんでもないが 売れるとむかつきそうな気がする 売れると作家生活に入らないといけなくなる それはおそらくストレスフルである 僕の作品なぞは在日部落作品としか絶対に思われない またそれがヒットしそうなのがむかつき必定なのである…

日本を好きになれというのが無理だ

在日やら部落やらを用意しといて好きになれと命令されても よほど金をもらえば好きになる人もいるかもしらんが 僕はどうも好きになれない もうずっと前は母国だから一応期待はしたが だいぶ裏切られてきた気がする かといって恨む気持ちにもならん なぜなら…