2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドヤ顔

ドヤ顔ってことばを、ぼくは一とき気にいったが、すぐに嫌いになった。 なぜかを考えたが、それは、ドヤ街に語感が似てるからである。

『思想の落し穴』Tさん

Tさんは頭がよいと改めて思った。 たる詰の思想というのが、面白い。 日本の思想について、家や流派ではなく、たると考えている。 家、流派、ではないのだ。 家、流派をひっくるめたたる、なのであるということだろう。 たる、である。 その中に五色の酒と…

青鞜社について

平塚らいてうと奥村博史、尾竹紅吉と入れかわりになった伊藤野枝、というところを知った。

「当てつけがましく茶の間から出て行った」

当てつけがましい、というときに出て行くとなると違う気がした。 当てつけがましい、はもっと小さな動作や少しのことばであるべきだと思う。 たとえば、当てつけがましくお茶をすすった、だと、面白い感じがする。 茶の間から出て行った、というと、あーあ、…

健康さ

健康さというのが 実はその場しのぎの その日暮しの 発想である 一生さえ健康でいられれば…… そこには 肉のうそぶく感じがする

Kさんの日本描写は駄目

色々読んだけどこういう結論に達した 「わたしだから理解しているのだ」というスタンスがどうも気に入らない 本当は理解してないとしか思えない 10あるうちの2〜3までを正確に表現する手法に行った方がよい 10あるうちの8〜9まで理解してる上での表…

読者・・・!

読者は性懲りもなく私の作品を読むかもしれない。 読ませてもいいのか? だが 読ませない作家というものはありえない。 読まれなければ作家ではないのだ。

まれびと

rarity のことなのか ethnicity のことなのか レアリティーだとすれば、時間的レアリティなのか、民族的レアリティなのか。 いや、民俗的レアリティか? 文学とはそもそも、レアリティの問題なのか? エスニシティとは民族的レアリティとも言える。 しかしそ…

若い頃は官僚性を帯びていたのに

折口さんの若い頃の写真は文学的貴族として、実質的官僚として、日本に君臨する気がありありだったように見える。 古代日本においては、文学者=官僚=貴族、であるように思える。 ところが晩年の写真は渋い笑顔のものばかりである。 一体なぜそうなったか?…

市ごとに美術評論家がいるという話

その市ごとに美術が独特の発展を遂げ、それに寄り添うように市ごとの美術評論家がいるという話が西欧にはあるようだ。 ところが日本は、そんなことはないと思う。 中央集権的なのだ。 評論家が、評論家である前に国家の官僚なのであるのかもしれぬ。 文化の…

ぎりぎりの苦闘

小説家として、ぎりぎりの苦闘を繰り広げねばならぬ。 絶対に無理だと思われたところから生きた小説を引っ張り出してこねばならぬ! そのために、苦悶せねばならぬ! 腕を組んで小説を書いてはならぬ。 沼の底まで沈んでいかねばならぬ! しかも、やり方は小…

小説家を目指すやる気が半減した

小説家になんかならなくても、小説家から見れば「小間使い」としか見えない人として生活すればいいじゃん、と思ってしまう。 「小間使い」として生活している人を多く見すぎたせいである。 だが、「小間使い」として生活している間に小説家としての命は奪わ…

資本主義 3つ

資本主義社会において意味が一義的に決まるとすれば、それは売れる意味ということである。 資本主義社会においては金が金切り声をあげている。 資本主義社会においてはセックスは金によって為される。

ネット知識のグローバル化

ウィキペディアではないが、知識がグローバル化している。 howto本じゃない。 アンサー本なんだ。 答えしかない世界。 答えしかなくなるとは、問いが許されなくなるということに他ならぬ。 答えを素早く、過不足なく提供する、というのは、実は、正しいよう…

瞼を焼く幻視

ランボーは 途中から引っ込んだ 寺山は あの時代にしては成功した 中原は 焼き切れるまで幻視した 啄木は 女の肌を通して幻視した いずれも やはり幻視している だがわたしは 目がチカチカするだけで ちょっと目の前がふわんふわんしてるだけで 幻視に至って…

この文章をどう訳せばいい?

The fear. And then having to commit a felony to get the cash I needed -- and putting fear into a perfectly decent citizen who'd been having a very bad day himself.○わけわかんない^^; 「心配だ。重罪を犯して必要な分の金を得た。完全にまとも…

layのニュアンス、口で相手に攻撃するとき

lay the blame for one's なんとか(非難したいこと) lay into :非難する layだけで、なにか口で攻撃する、というようなことの意味もあるようだ。 というか、blame は動詞もあるけど、もともとはlayを介さないと駄目だったのかも。 他にも様々の種類の発言…

子ども手当のねらい

子ども手当のねらいっていうのは、たぶん、いわゆるバラマキが本質ではない。 老年層に偏ってしまっている資本を若年層に強制的に移動させるための手段なのだと思う。 いや、老年層は相続税でだいぶ取られるじゃないかと言う人がいるかもしれない。 だがそれ…

巨大な文学者が死んだということ

えーっと思う自分 のけぞってしまうような文学者の死のしらせ しかし、それでなんでえーっと思うか 死ねばその作家はおわりだと、どこか思っている 日本は死ねば終わりな社会 生きてる時だけの栄華 そういう社会的な態度が、基本的には死んでいる状態で利用…

東京にいる間にすべきこと

東京にいる間に 読める本はすべて読み 文学的滋養をたくわえて しかるのちに 文学一路な途をゆくつもりであった しかし 今は小手先の金儲けの手段を 磨くだけで せいぜい10年もつかもたないかの 浅薄な知識のみ 蓄えておる これはちがうのだ だからといっ…

方針2010年04月 暫定版

01、気になった単語は引く 02、ありうるイディオムはすべての可能性を検討する 03、気になった代名詞はチェック 04、気になった複数形はチェック 05、違和感のある冠詞には線を引く 06、wouldのチェック 07、省略があるか検討 08、倒置があ…

キプリング

今月の作家はキプリングに決めた。 どういう人でどういう作品か見てみる。

嫉妬とは客我の性欲の時間的空間的ねじれである

ネット知識のいやさ

ネット知識がいやだとして そのいやさ加減は かけらもいやなのである そういう態度は 偏屈であり 一面的であり 頑固であり 低能なのだ ネットはすでにグローバルなのだから 正しいものだし まちがいも含まれているけれど うまく選択して ネット知識を利用す…

金持ちが天国に行くのはらくだが針の穴を通るより難しいという話

このテイゼがどういうことをうむかと言うと、 金持ちの追認になっている。 らくだがらくだでなくなることは難しい。らくだはらくだである。 そのらくだの存在の自明性と金持ちのそれの自明性が同列に語られている。 本質的には、天国はあんまり関係ない気が…

免罪符

免罪符というのは、免罪符を発行しても、他の宗教団体が「うちは免罪符なしでも救われますよ」と 言い出さない状況になったから発行したんじゃないかな。 つまりは、免罪符発行団体が支配的であり全盛になっている。 支配が完了し全盛になればかならず凋落す…

税以上の税は取れぬ

首尾一貫、理路整然、文旨鮮明、論理明白、、、

あのさ やっぱり違うんだけど ネット知識適用による 正解性の浅さに もうがまんならぬ こんな勉強やめたほうが・・・ でもね それがお金になるらしいんだよ、、、 つらいよなあ いやでもお金になるんだよ だったらそれを覚えるしかないでしょ わたしが考える…

今の文壇の問題

今の文壇をみて、まっさきに感じるのは浅知恵感なのである。 秀才の成り損ねが縁の下の力持ちを気取ってさまざまな工作をしとるんだろうというのが透けて見える。 いや、これもわたしの妬みだろうか・・・

卑賎な職業

Zの場合、Zを梃子にしてメディアやなんやでのしあがるというより、 卑賎な職業についてがんばってる子のほうが文学の体制側としては雇用しやすいのか? 雇用というのは、文学者は組合みたいなのがあって、年金も出るからだ。 いっぱしのサラリーマン並の厚…