「当てつけがましく茶の間から出て行った」

当てつけがましい、というときに出て行くとなると違う気がした。
当てつけがましい、はもっと小さな動作や少しのことばであるべきだと思う。
たとえば、当てつけがましくお茶をすすった、だと、面白い感じがする。
茶の間から出て行った、というと、あーあ、って思うんだけど。
どうなんだろう。
コロケーションの問題かもしれない。
当てつけ、ということと、出て行く、ということがどうもしっくりいかない。
間に何かあればいいのかもしれない。
「当てつけがましく心なしか急ぎ足で茶の間から出て行った」
なら問題ない気がする。
当てつけ、というのがドタドタ出て行くようなのと結びつくとだめである。