2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

嚥下できないもの

ふつう 嚥下したものは なんらかの内蔵に入って しかるべきところから出て うまく循環する ところが 嚥下しても出ていかないものは 循環しない そこにとどまる そのとどまり性が 恐怖すべきところなのだ 唾棄したとして その人の唾がまともじゃなければ まっ…

映画"Bert and Ernie"を見る

小説中でイェーツの詩に対する言及があったが

In dreams begin the responsibilities というところに、その作家は 「夢は責任から始まる」と訳していたが、そうとは思えない 「夢を責任から始める」じゃないの? これは詩人の自らの夢に対する私的な戒めであって、夢の一般論を言ったのではなかろう。 そ…

性交がなぜ重視されるか?

おそらく、性交が広く一般に達成可能と思われているからではないだろうか。

神様

神様といっても、たまたま人間の神様になる人もいた、ということだったのではないだろうか そのたまたまさがすごいと言われるのである 他の誰もが人間の神様にはなかなかなれないのである 死ねば仏にはなれるが・・・ そういう意味では生き神様といったほう…

gentrify

居住地高級化、という意味のことば。 貧民が住む地区に中間層が流入するとこれが起こる。 高級化といってもビバリーヒルズのようになることではないようだ。 転じて、それまでまともじゃないことをしていた人がまともになったときに冗談めかして使われるよう…

gentry とはどういう階級か?

地主が貴族に成り上がったということだろうか? gentleと関係があるのだろうか? gentlemanを紳士というが、紳士とは何か。 貴族は世襲であることがほとんどだが、世襲紳士というのは聞いたことがない。 一身専属である近代社会的身分が紳士なのだろうか も…

bag

douchebag :いやなやつ、げす野郎 sleazebag :いやなやつ、卑劣漢 というように、○○bag とやって皆に嫌われる人のことをさすことがある bagが人のことなのである。 日本語では、人を袋とは言わない。 たとえば、どら息子、放蕩者、馬鹿野郎、、、人をあら…

マイクル・クライトン

ハーバード大首席卒業だったらしい どうりで理知的なものを書くと思った 単なる科学オタクではなかったわけである 本物の秀才だったのだ

共産主義

共産主義は、共産主義がゴールだと思っている 財産を共有することがゴールだと思っている しかし、財産を最終的にはなくすことをゴールにしないとおかしいのではないか 財産を認めて、私有は否定する、というのはどうも変なのだ それは中途半端であり、妥協…

風評とは

「根拠のない噂などを、非専門家が流すこと。主に国民がこれをやる」ということらしい。僕の脳内辞書にはそうある。 しかし、よく考えたら、原発事故があった当初はお上のほうが、根拠のないことを言ったり言わなかったりで国民は右往左往させられたのである…

文学上の優等生になるか、悩むところだ

なにしろ知識の蓄積、関係の蓄積というのがすごい ひとつでも知らなかったらばかもの扱いであり、ひとつでも疎かったりしてもばかもの扱いである。 文学上のばかものに至る道は無数にあり、文壇生活ができる道は細く狭い。

もう戯作でいこうかな

でも何がみんなを面白がらせるのかがわからないな

SFとは生鮮商品か?

すぐに消費されることが求められるようだ SFのルールにのっとると、すでにもうそういう商品性を負わされる そこが難しいのか SFをやるなら、どっぷりその業界に浸かるか、そうでないなら劣等生になるか、しかなくなるのである

堀辰雄はなかなかだな

だけど、よどみはないけど、意外性がないかな はみだすところがないのだ

自分の夫のことを「お父様」と言うのだろうか?

でもありえるかも 家制度のことを書くとき、話を緊張感のあるものにするには、父親の権威を高めないとだめである

堀辰雄文学を一言で言うなら

メルヘン だろうか ところどころ、空想的な描写が混じっている。 それが最も類型的なメルヘンチックな情景なのである。

堀辰雄 「〜でおいでだった」

この言い方は面白いな 今ではこういう言い方はないかな よほど良家のおばあさんじゃないと言わなさそうである

堀辰雄に戦争が与えた影響を知りたい

どれくらい戦争が彼を苦しめたのかを知りたいのである あるいは気にならなかったのかもしれない それはわからない

horse sense

常識という意味だって。 日本では馬といえば馬鹿なのに。 馬の感覚=常識? 馬でも理解できるくらいの簡単なこと、ということなのかな よくわからない

80年代SF映画を見てのギモン

当時はすごく斬新だったはずである ところが、今見るととてもありふれた感じがして、むしろ陳腐すぎてイライラしてしまう 他の映画、たとえば恋愛映画とかは、やってることはまさにありふれているし陳腐そのものなんだが、肉体の上についている皮が違うせい…

困った

何もかも すり抜けた 見えるものすべて よその話 僕の内に肉があることが もはや許せぬ しかし身内に そのような人があると みんなが困る だから 明日も 寝たり食べたり するしかないが なんとも 味気ない なんとも 冴えない

ドストエフスキー

この作家の登場人物が 合理的な行動をせずに自らドツボにはまりにいくということがあって 不思議だなー なぜかなーと思っていたが この作家自身が 半分くらいは狂人だったようである したがって かれはわけがわからない人間のことが多少わかっていた可能性が…

思い出した

大学で文学の先生が どこかの大学の論集みたいなので 日本の中世における賭博について扱った巻があるとか言ってた それみたい! でもなんだったかな どこだったかな 忘れた・・・

コクーン

感熱地図(heat sensitive map)を見ていて "Yeah, it's a brand-new development." "The Japanese have this." "Japanese developed it" と言っていた。 この映画が1985年公開で、この頃は新しい技術を商品に反映させて、社会に持ち込んでくるのは日本人…

That makes one of us. 

That makes one of us. という時がある。 一人が何かわからなかったりできなかったりするとき、もう一人が助けてあげるときに言うことば。 日本人なら「じゃあ僕がやります」というところ。 ところがアメリカ人は「僕たちの内の一人である僕がやるところだ」…

黒い交際を排除する宣言

これに信用が置けない 近代刑法では、基本的にはどんな犯罪を犯した人であろうが社会復帰させるべきだという考えでいっているようだ(教育刑)。 ところが、かれらは一部の人たちを黒い人たちと決めつけ、これを排除しようとする。 しかも、黒いとされる人た…

職業に貴賤はない

職業に貴賎はないといわれる しかし職業における対価には大小が大ありである 貴賎の問題をやかましく言う人は対価に大小があることには口をつぐむ これはどうしたことか 大を求めてみなが蠢きあっている 小は貧困につながる 小であって富裕になるということ…

ラスコーリニコフはあれだけ頭がいいのになぜ経済に疎いのか

自分が金儲けする側に回ればいいではないか アメリカでは貧民出身の人間がおのれの才覚だけで億万長者になったという話がいくらでもある なぜラスコーリニコフはそうなれなかったのだろう 金貸しの老女を殺してみたところで、費用効果は非常に小さい むしろ…

貧乏神、福の神がいるとしたら

中流の神がいないとおかしい ところがそういうことは言われないようである 一億総中流になったとして、中流に神がいないのだとすれば、一億総無神になる しかし全員が無神なら特に問題は起こらない 全員が全員、無神であることに気づかないからである ただ、…