2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

立て板に水

どういう立て板か水が流れている間は見えない

流動と本質

異常に流動するものは本質がとらえがたい 法則を見つけたとしてもすでに変質しているかもしれないのである

欧米人と日本人が数字を使って説明するとき

欧米人は、数字を2つ使って説明することが多い 日本人は、数字は1つ使って残りは全部であることが多い 例:「一日で図書館の本を半分読むほど読むスピードが早い」 この場合、欧米人ならすごいなあと思うが、日本人なら中途半端でダメなやつだと思ってしま…

ドン・キホーテが風車に挑んだとなっているが

これは、風車を巨人と勘違いして戦いを挑んだのだが、 第三者的に見ると、インフラストラクチャを破壊しようとしたということになる ここになんらかの意味があるとみてよかろう

日本には道徳がないとよく言われるが

たとえば会社には従うべきやり方や作法があるし ご町内にはご町内のルールがある 恋愛にだって守るべきエチケットがあるのである それらのものが日本では道徳とことごとくリンクしていないという問題がある どこまでいってもそれらは郷の話である 欧米ならあ…

商品と基準

商品だからある程度までの基準を見てしていないと駄目であり では基準を満たしていればあとはどうでもいいのかというと あとはどうでもよくないと駄目なのである 商品としての性質を自覚しない商品こそ禁忌なのであり それは商品に対しての冒涜行為なのであ…

東洋の哲人

どうも 東洋の哲人が隠居隠棲をするのは 世俗権力から独立するためだけではなく 金から独立するためとも言いうる 西洋の哲学者は なんといっても金とずぶである ずぶの素人のようなふりをするものの 金とは縁を切れない ここから考えると どうやら金は西洋寄…

宗教と金

どうも西洋では 宗教というのは信仰を基礎に成り立っているが 宗教団体というのがアナアキズムには至り得ず かならずヒエラルキを持つ そうでないと国家に対抗できないからではあるのだろう 国家が金を採用したことに対抗して 宗教内で仮想通貨として信仰を…

信仰と信仰行為

西洋では 抽象概念が発達しているので 信仰を共有しつつ 信仰をレベル分けすることも可能である ところが日本は かならずしも抽象概念が発達していない よって信仰よりも信仰行為が重視されたと考えれば 念仏がどういうものだったか少しはわかる 念仏という…

完成と共産主義

どうも日本を考えると 完成を拒んできたという歴史がある 共産主義が日本にあてはめられると 何もかもぴったりいって 完成してしまいそうである そうなると瓦解するしかないのであり ではファシズムはどうかというと あれも最終的には 共産主義から遠いと見…

競売

美術品の競売は 芸術への死刑執行である

芸術と現世の金

どこをどうまかり間違えれば 芸術と現世の金が性交を始めるのか 僕にはとんとわからぬ おそらく なんらかの怪物が 芸術によからぬ変装を強いるのだろうが・・・