国際文化ギモン

「中国では政治と道徳は不可分なんで、政治の世界はいわば人間の道徳的人格を完成させ、天に近づくための訓練の場なのです」という文章から考えると

メノンはまちがいじゃなくて、政治の現状をよく反映した考え方だったといえる メノンは徳を鍛えることで政治で支配的立場に立てると思っていた それは結果を念頭に置いた考えで、若者らしいいい考え方なはずだ ところがソクラテスがそれがあやしいもんだと言…

アメリカは黄色を臆病とみなす

なのに黄色人種である日本人は、日本兵はrecklessに立ち向かってきた ゆえに戸惑った ゆえに戦勝後、日本にはそれなりのdisgraceを与える必要があった それが差別便乗につながったのである 日本ほどひどい差別はない、ということにしたがったのである そして…

キリスト教圏におけるshameful

どうやら、shamefulというのは、自らの為した行動に対して恥じ入るという感情がまずあるのだが、自らの生活態度が神に対してさほど従順ではないがためにやることなすことうまくはいかないだろうという冷静な自己分析から発する自らの未来予測まで含むことも…

どうやらこういうことである

グローバル経済を脅かすあらゆる外国思想は狂気でなくてはならない 人類であるならどの国にいようと文化活動は経済活動であるという面を併せ持たなくてはならない

正しらしさの数値化

それにはpollしかないと見て あらゆる局面で投票を促すのがアメリカであり アメリカ文化でもそうなのである ところがアメリカは文化においてはそうやりながら 外交については政府の独断でやるのである なぜそうなっているのか根源を掘り返すと 核兵器を民衆…

韓国ドラマクムスンを見てて思ったのだが

韓国人はほんとうに実直なのかもしれない 駆け引きができない おそらく、韓国人を扱うとしたら、簡単か極端に難しいかどちらかである

韓国側にもだいぶ責任はある

韓国は差別解放運動を反日運動以外は一切認めていないようだからである

資本まみれの汚い物を見たり読んだり聞いたりするのはいやだ

と思うのが普通の人間の感情であろう ところがアメリカではそうではなく、みんなが喜んで見たり読んだり聞いたりしている おそらくアメリカ人は、すべてが資本にまみれているということを共通理解として皆が持っている。 そして、皆が資本にまみれているもの…

抱き合わせ

欧米人は抱き合わせがうまい 抱き合わせの妙がある

東洋近代

東洋近代が生まれなかったわけである 極論すると 東洋が、もっぱら懐古趣味の対象になっているのである 懐古主義といってもよい

恋愛と自由意志

恋愛を肯定すれば、現代の支配的恋愛は西洋風恋愛だから西洋文化肯定になる 西洋かぶれと言われないためには日本の恋愛を重んじなければいけない ところが日本の恋愛となると自由意志が関わる度合いが少ない そうなると、普遍的価値観からいって、だめなのだ…

impure nature

みだらなさま、ということ pure nature では、性欲などあろうはずがない 性欲は impure なのである。 純粋性欲がもしあるとしても、それはそもそもが不純。 本能のうち、性欲だけはどこまで行っても肯定しない。 ただ留保があって、婚姻をした上で子孫を残す…

金のこと

金のことを100%考えていることはできない ふつうのひとはどんなにがんばっても80%くらいまでしか考えられない ところが100%考えている人たちがいて、その人たちが金をさらっていく 理詰めでとことんつきつめて大金に到達するわけである ギモンな…

北風が吹きぬける、北風小僧のかんたろう

これは、古来からある日本の風情をあらわしているかと思っていた 実は違って、欧米的風情なのではないか feel the wind :困窮する、金がない という意味がある。 日本で、「風を感じる」というと、いい意味が多い。 wind というと、英語では客観的に見た風…

性欲について

日本では性欲を究極的には肯定する 自然であるとかナチュラルであるとかいう昔からの日本古代風詭弁と、フロイトもそう言っていたというような欧米近代風詭弁とを組み合わせて、性欲を折衷的に肯定する 欧米では性欲は、自然とは考えられていない 自然状態で…

fuck の意味

アメリカでfuck がどういう意味で使われているかようやくわかった気がする fuck によって人間が台無しになるということなのである fuck のようなでたらめなことをやらされて台無しになる 性欲肯定という話ではない 性欲の悪質性を朗らかに表現しているのであ…

やっぱりアメリカはだめなところがある

外国に対して、どこかでハメよう、だまそう、足を取ろうとする で、あの人たちは必死に分析して、いい方法を見つけ出し、実際にハメてだまして足を取る。 それはまあいい。だが、そのあとがまずい。 だまし続けられるか不安になって、そのだまし構造を維持し…

イギリスにおける下層民が言いそうなことをNYブルックリンに住む人間が言う

ここは奇妙につながっている ただアメリカにはもっと貧しい人たちがいる アメリカは貧しさにおいても多様性がある 日本における貧しさは、下町的貧しさか生活保護的貧しさかホームレス的貧しさの3つに大別されよう。

オクシデンタル(西洋)について

occidental といえば、asia に対して西洋を意味することばである。 知識としてそれは僕は以前から知っていた。 大学で歴史学の教授がそれをしたり顔でいって、僕は知らなかったので憤慨してしっかり暗記していたのである。 昨日勉強していて、occipital(後…

笑いの違い scoff

scoffという単語は、「冷笑する」と訳される。 しかし動作としては、「鼻で笑う」ということである。 欧米では、ただ単に「鼻で笑う」という笑い方がありえる。 日本では、「鼻で笑う」ということは冷笑以外にありえないようである。 というより、「鼻で笑う…

ロシア人は異様にボイスオーバーが好きである

それでちょっと考えたが、これは、原音をいかすという意味もあるのかもしれない。 字幕というものが、映像を見るときに字を見せるということが、親切ではないかもしれないということ。 字を見ると、映像に集中できなくなるかもしれない。 そういう実験があれ…

sack of monkey

やはり、アメリカ人は人間を袋にたとえてけなすことがある。 ずた袋、みたいに言うのである。 前にも考えたように、日本では人間を袋にたとえない。 そのくせ、どんなひどい扱いよりもひどいことを人間に出来てしまうのが日本人なのである(しかもそのことに…

ソクラテスとプラトン

どうも、プラトンはソクラテスの最低の弟子だと思えてきた 最もやって欲しくないことを、完全によかれと思ってやったのがプラトンではないかと たぶんプラトンは秀才中の秀才である ところが、プラトンがどれだけ努力して秀才度を上げてもソクラテスにかすり…

免罪符

罪を許すというよりも、間違って民が溜め込んだ金を、教会が受け取り、そこで 霧散させるということに意味があったと思う。 浄化である。 だが、浄化したところで金はなくならない。 燃やすしかないが、燃やすと経済を混乱させることになる。 教会は受け取っ…

gentry とはどういう階級か?

地主が貴族に成り上がったということだろうか? gentleと関係があるのだろうか? gentlemanを紳士というが、紳士とは何か。 貴族は世襲であることがほとんどだが、世襲紳士というのは聞いたことがない。 一身専属である近代社会的身分が紳士なのだろうか も…

80年代SF映画を見てのギモン

当時はすごく斬新だったはずである ところが、今見るととてもありふれた感じがして、むしろ陳腐すぎてイライラしてしまう 他の映画、たとえば恋愛映画とかは、やってることはまさにありふれているし陳腐そのものなんだが、肉体の上についている皮が違うせい…

60年代アメリカにおけるダンスブーム

これはとてつもないものだったようだ 日本にも波及してすごかったらしいが、それよりはるかにアメリカではダンスが流行っていたらしい どの町にもダンスホールがあるといったありさまだったようだ - よく考えたらボーリングもそんな感じではやった アメリカ…

配管工のジョー(Joe the plumber)

配管工のジョーとは、アメリカの大統領選挙においてオバマ大統領候補に、課税に関する質問をしたことから一躍有名になった男である。 彼は嘘をついていたが、その嘘がかえって彼を押し上げる結果となった。 ジョーはその機に乗じて、今は特派員ジャーナリス…

a dance with the death/devil

西洋文化には死と踊るというような考え方がある。 マカーブルというのもあるし。 死とホットデートする、という言い方もたまにある。 死を人に置き換えて考えるということがあるのである。 一方日本は、それよりもっと厳粛である。 死を厳かに受け止めようと…

小興行集団が諸国漫遊するということ

アメリカではまだその文化が滅びていないのである いっぽう日本ではほとんど滅びている 昔なら、旅芸人、旅の一座、というのがあったらしいが どうもそれは、支配層から現行の資本主義にそぐわないとされたようである おそらくその理由は、彼らが地方でどれ…