impure nature

みだらなさま、ということ
pure nature では、性欲などあろうはずがない
性欲は impure なのである。
純粋性欲がもしあるとしても、それはそもそもが不純。
本能のうち、性欲だけはどこまで行っても肯定しない。
ただ留保があって、婚姻をした上で子孫を残すためにやむをやず起こる性欲だけはしぶしぶ肯定する。
これがキリスト教の考え方のようである。
そう考えると、婚姻を支配することが教会にとって重要になってくる。
それゆえ、すべての信徒の結婚式は教会で挙げるべきということになるのである。
どんな穢れた庶民であっても。
日本では、昔、被差別民が結婚式を挙げるパブリックな場所がなかった。