市ごとに美術評論家がいるという話

その市ごとに美術が独特の発展を遂げ、それに寄り添うように市ごとの美術評論家がいるという話が西欧にはあるようだ。
ところが日本は、そんなことはないと思う。
中央集権的なのだ。
評論家が、評論家である前に国家の官僚なのであるのかもしれぬ。
文化の各方面における暗黙かつ強制的な官僚制というのが問題のような気がしてきた。