ネット知識のグローバル化

ウィキペディアではないが、知識がグローバル化している。
howto本じゃない。
アンサー本なんだ。
答えしかない世界。
答えしかなくなるとは、問いが許されなくなるということに他ならぬ。
答えを素早く、過不足なく提供する、というのは、実は、正しいような感じもする。
純粋な学問である数学では、簡潔な数式で答えを出せば一番いいということになっている。
しかしそのような効率化によって、何が起こるか。
不効率がほとんどのなかで効率がいいものがあれば、それは輝いて見える。
ところがすべて効率的でなければならないというところに効率がいいものがあれば、
どの程度効率がいいかという問題になる。
で、その効率がどの程度いいのかどうかというのをどうやってはかるかというと、これはもうあれしかなくなる。
金。
金にものすごくこだわっているのだ。
金だけがいろあせず、効率が悪くならない。
此の一点が、わたしをギモンの渦に巻き込むのである。