かぜ

ぼくのかぜ
ぼくのからだは
ういるすを
めいっぱい
うけいれた
いまも
かつやくさせている
きみたちのかおがみたいが
かがみをみれば
ぼくのかおがいるだけなので
みるまでもなかった
おじさんのあたまは
イタイ
ぴんぽんだまを
すごくちかいところから
ごろっこ
なげつけられたかんじだ
ぴんぽんだまはまるっこいし
だんりょくせいがたかいから
ぼくのあたまにぶつかったあと
びよんととんでいくだろう
そのとんでいくきょりが
おもったいじょうなら
ぼくはもうみばん
ねこむかもしれない
とても
イタイ
かんせつが
ずきずきする
あきらかに
ひじょうじである
えいごでいうと
でばすていてぃんぐである