文学だけで攻めてはいかん

文学だけで攻めるとどうも具合が悪い
音楽ができないとだめだ
プロ級じゃなくてもいいから、バンドに属していてたまにライブするというのが、
文学だけやるというよりもポイントが高い
それは別にかっこいいバンドでなくてもよい
ぼくはギターを買ってもいるので、必死で練習しなければならない
音楽と文学の両面作戦で行かなければならない
辻潤は発狂してからラッパを吹きだして、それが発狂のしるしみたいに言われたようだ
昔は、文学者が音楽をやるというのは、気違い沙汰でしかなかった
今はそうではない
というより、文学だけやる文学者なら恐ろしいほどの狭隘な専門性が認められる
昨今の文学における領域の分布は、専門が1割、一般が9割くらいであろう
わざわざ1割を狙うよりは、9割を主に意識したほうがいいのだ