2010-12-10 受苦 ジョイスギモン 受苦、受忍・・・ 被支配的なカトリックの国における基本的態度のように思える。 アイルランドの住民たちは基本的に受苦、受忍なのだ。 関係は薄いが、日本の公害訴訟においても、受忍義務というのが最初は問題になった。 しかし公害訴訟では原告勝訴が相次いだのだ。 受忍することはないということだろうか。 公害だったら被害は非常に目に見えている。 身体器官の損傷ということだからだ。 復讐法という法の根本原理のひとつの側面からすると、被害の明白性ということから、公害訴訟は妥当な訴えであるといえる。