Third reich

「Moller van den Bruck(1876-1925) が1923年に出版した"Das dritte Reich"から取ったもの。ブルックは神聖ローマ帝国ドイツ帝国の後に、民族主義にもとづく第三帝国が来ることを予言したことから、政治的なプロパガンダとしてナチスによって利用された。」
・・・ということらしい。
ぜんぜん知らなかった。
ドイツはそうだったかもしれない。では日本はというと、案外と、第三という考えはなかったように思う。日本は、大が前についた。
領土拡大だから大なのだろうか? そう考えると、戦中の日本の歴史観はシンプルだったと言える。
日本では、連綿と続く歴史ということが考えられ、第三のもの、新しいものがでてくるとは思われていない。
日本は日本なのだ。第三皇国? 仮にそういう風にしたとして、断じて違う感じがする。
そもそも日本が世界の覇権を握った場合、民主主義になったのだろうか?
これはデリケートな問題だが、一考に価するかもしれぬ。
民主主義というのが、みんなが皇帝になるのか、それとも皇帝がいなくなるのか。
どっちなのかがわからぬ。