日常と生活

日常生活、とは言う。
英語で言うと、daily life。日々生活、なのだ。直訳すると。
常を入れるとなると、daily normal lifeである。
その人によってdailyの中身は違ってきて当然である。
人種や業種によって生活は千差万別なわけであるから。
非日常生活、とは言わない。
そういうときは、非日常、だけになって生活ではなくなる。
非日常であるとき、それは生活ではないということである。
生活保護を受けるということは、非日常を捨てて生活に専念するということなのかもしれぬ。
そこに金が払われるんであって、貧困に金が払われるわけではないのである。
生活保護生活者に、「慌てず騒がず一生うだつを上がらなくさせ続けてください」という要請をしているようにも思えてしまう。
生活保護を受けている人々の生活は、そのdailyは、極めて画一的なのである。
食べて寝る。主にこれである。
いや、そうではなく障害を持っている人も生活保護を受けている、という人はいるかもしれない。
しかし、障害に関しては障害年金が適用され、生活保護が適用されるわけではないようである。