在日

在日から逃げてお花畑のような小説を書くのもいいんだが、在日小説を大量に書いて、在日を突き詰めてから、まともな小説を書いたほうがいいのかもしれん
在日がとにかく引っかかっている
このトゲを抜いてからのほうが書ける気がする
ところが、在日小説は、あまり商品化しにくいのだ
そんなものを書き出すと、僕が嫌われ者になる危険がある
在日をオブラートに包んで、それとなく売り込めば売れるかもしれんが、それはなんだかこずるいし、それよりはモロでいったほうがいいような気がする