尖閣諸島問題の原因

尖閣諸島に日本人が誰も住んでないからこういうことになったのかもしれない
そもそも尖閣諸島が日本の領土になれたのは、明治期に日本人が入植したからであって、それ以外の理由はないと思う。
現在において、もし誰か一人でも民間人が尖閣諸島に住んでいれば、彼らが尖閣諸島の一部に占有権を主張できたので、容易に外国人が近づくことはできなかっただろう。
国民の誰かが占有権を主張するというのが大事なのであって、国家が主張すると説得力はないのだ。誰もいないのに領土だから占有しているのだと国家が安心しきっていると、デリケートな場所にある領土だった場合、こういうことになりうる。
無人であっても領土だから占有していると国家が主張すると、歴史的に占有しているのだと言っているのと同じになり、そうなると歴史認識の問題に帰着する。そうなったときに分が悪いのは明らかである。
ちょっと面白いようなことを考えたが、誰も名前を知らないような新興宗教の団体または特異な背景を持つ大家族が尖閣諸島に住んでいたとしたら面白かったのかもしれない。惜しい機会を逃したと言える。誰か住んでいたらいやでも注目されただろうに。
ところで、離島の無人島に住む場合、行政にどうやって届出を出せばいいのかがわからない。