glaze と luster 「つや」

luster のほうは主体的なつやであるようだ。だから鉱物(ガラスやダイヤモンド)によく使う。
glaze は従属的なつやであるようだ。だからglazeは、焼き物や料理のときによく使われる。
furbish もつやだが、これは単純に磨いてできるつやであり、glazeのようにさまざまな釉薬や食材を使って出すような複雑なつやだしではないようだ。

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日本語と比べてみると、日本語はつやという状態主体(あるいは態様主体か?)を考え、動作のほうを主体として扱わない。つやを出す動作を違う単語であらわしたりはしない。(だからつやを出す人は黒子的・職人的な存在になる)
できたつやは全部つやだしでできる。
それを、専門的な特殊な用語にすることはあるのかもしれないが、一般的にはつやを作るのは一様につやだしである。
ところが、これでいくと、つやじゃないものとの境界線があいまいになりうる。
つやだしをやってもつやがでてないつやが出る可能性が出てくる。