冬など

寒がりを見せておどけるひとの妻
ゆきどけて蜜柑ころがる野辺の土
しんとしむつめたきになお足を踏む
しずけきに犬追う子らの笑い声
野の花のおつる間際に雪を見て
夜半の雨雪をとほって雪に落ち
○なかなかいいようでぜんぜんだめなような・・・俳句はむつかしい