ヘルダーリンの詩には孤独がよくあらわされている

詩人の孤立、不幸、さびしさ、というのはどうやらすさまじいもののようである
彼らはどうやっても報われぬ!
僕はともすれば報われる夢想をすることがあるので、これはだめである
夢想する余裕すら断つのが詩人であるはずなのである
精神上の薄氷を踏み抜いてこそ詩人なのである
そんなものを目指していいものだろうか・・・