エホバの証人について

伝道のお姉さんがうちに来たので、いい機会だから質問攻めにした。
そうやってわかったことがいくつもあった。
・聖書主義だが、原典主義ではない。聖書を自分たちでつくりかえたものを崇拝している。「新世界訳」というらしい。新共同訳は認めていない。アメリカ版のエホバの聖書がそもそも違うらしい。
・イエスを必ずしも認めていない。個人の力というものよりも団体の力を重視している。個々のエホバの証人を束ねる統治体?というのが上にある。
・エホバの語源?でもあるヤーウェ(YHVH)というものを崇めている。ヤーウェのことは人と言ったり神といったり。
・ヤーウェはユダヤ教の神ですよね、といったら「違う」といわれた。ユダヤ教プロテスタントカトリックもすべて勝手な解釈をしているらしい。各宗教は聖書が出てきて以来今までずっと勝手な解釈をしているという考え方のようだ。つまり民族や国家や団体の積み上げてきた歴史的解釈というのが根底から違うという立場をとっているようだ。
・20世紀前半にフランスで隆盛だったフランス世界哲学の影響があるのではないか? 民族性を考慮しない。文化的背景も考慮しない。「(私たちの)聖書から見ると違います」
・創設者のラッセルさんはアメリカ人とのこと。「当然ユダヤ系ですよね?」と聞いたら「いえ?」とお茶を濁された。
ユダヤ教と同じように伝道活動はしないとのこと。やっているのは「ご招待」

○ミニ聖書ももらった。今から解読する予定。どうやら歴史修正主義なんて生易しいものではなく、歴史をさかのぼってまったく違う解釈をして認識をしているらしい。お姉さんはポライトな感じがしたが盲従的な感じもした。あのお姉さんは、宗教的女性というのを考える上で手がかりになるかもしれない。あの人の顔と動作。