疲れている

僕の疲れの本質は
自家中毒であり
自家中毒な者はだいたい
孤独である
社会に出るということ
これが賛美されるが
社会に出るというのは
佳作とされる『地下室の手記』からはほど遠い立場である
地下室の手記』は文豪の想像する孤独者の嘆きであり
私小説ではない
私小説は奥さんを狂わしたりしてよくないらしい
もっとと人と関係ない小説、つまりどこぞの架空の子供がいじめられたり、架空の弱者がひどい目にあう小説のほうがいいのかもしれぬ
東京にひどい目にあわされる小説を構想しようかな・・・