ユダヤは東洋

ユダヤ人は、ヨーロッパ大陸の人から見れば東洋性がある。
昔は、東洋といえばせいぜいイスラエル付近までだった。
それより先はなかったのだ。
もちろん大航海時代帝国主義時代になってより東のほうまで行くようにはなった。
しかしそれに伴って、東洋への意識が、地図が塗り変わるように変わったとはいえないのではないか。
古くからの東洋というのを継承しているのが今のユダヤ人やそのほかの昔の東洋の人たち、という意識は今でもあるのではないか。
それより東というところがあるとなった場合、東洋性がさらに深まるのか、
それとも別の東洋性が生まれるのか。
どちらに考えればいいのかがわからない。