かしこき行者

賢、畏
偉大な行者、優れた行者・・・
うーん
訳し方が難しい。
かしこき、というのがある集団の中で目立つほど何かが違う、ということなのかな。
そして集団というのは、その集団を名づけた段階でやることは決まっているということの場合が多いから、行者というと行をやる集団、
その集団の中で優れていると、かしこき行者、ということになるのかなぁ。
ただ、畏怖するというのが問題で、実は、畏怖する対象が格下や目下のものであることはほとんどない。
格下や目下のものに畏怖するときは、見なかったことにする場合が多い。
そしてその見なかったことにするというのは、今現在の問題というより、遡及的に見なかったことにすることが多いのではないか。
この遡及性が問題ではあるのかも知れぬ。
・「かしこき行者」・・・行者の中でのかしこき行者、、、形容詞ひとつで、まず行者の中で、と規定される。形容する以前にグルーピングということがまず来るのか、、、それは肩書きでもあるし、、、ふーむ・・・