2011-01-31 摂食による気分沈下 ぽえむ 僕は食べた 噛むたびに 脳天を 鐘つきでつかれるような 衝撃がきた 僕は唾液で 肉を ころませて 嚥下もした 一連の行為は 僕を悲嘆させた 食べるのはもういやだ 食べるたびに 今まで食べた 莫大ないのちが思い出され その受け取ったいのちに 何も報いていない感に 襲われる 僕は肉体をやめて 霊体になりたいのかもしれぬ 僕はいまや 食べることも 苦しみとなった