欧米の戦争観

欧米が戦争をする理由は、将来的な利益のためのようである。
将来的な利益がはっきりしている場合に、兵士や国民は団結するようである。
よく映画で、「家族を守るために戦う」という兵士がでてくるが、家族を守るのであれば、家にいて始終目を配っていたほうが
きっとより守れる。したがってこれは格好つけであり、本当は家族の生活を向上させたいから、戦争に行っているわけである。
欧米では、各兵士は、家族の将来的利益のために戦うわけである。
ということは、欧米では、戦って得られた利益が、家族に還元されるということを信じている事になる。
いや、おそらく、還元されない場合は、その上部構造を投票によって脅かし、それでもだめなら革命権を行使する気なのであろう。

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いっぽう日本では、将来的な利益のために戦うという慣習は、ほとんどない。
したがって、日本人は、戦争に対してさほどモチベーションがあがらないのだ。
このような日本人をどうやったら戦争に駆り立てられるのか。
想像もつかない。