フリークショウとファンハウス

アメリカでは、巨人症や小人たちや奇形の人間が出てくるショーがある。
これをフリークショウというらしい。
日本でいうお化け屋敷は、アメリカではファンハウスというようである。
日本にはフリークショウの伝統はあんまりないのである。
小人プロレスというものはあったが、障害者団体の抗議でやめさせられたようだ。
フリークも同じ人間である、という思想が日本人にはあるらしい。
しかしこれが人道的かどうかという点にはいささか疑問がある。
フリークをフリークとしてとらえ、差異を認識することによって、適切な対応ができるということもありえる。
なんでも同じとして考えるのは楽だが、それは区別ができていないという幼稚さのあらわれでもありうる。

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余談だが、フリークに傍線を二つ入れればフリーターになる。