2011-10-24 村上春樹 その4 演劇風 作家に対するギモン 異音と音楽 そして会話 まさにそれは演劇的手法ではないか! 目から鱗である しかしそれは演劇ではない 演劇ではないが、もっともらしく脳内で上映されて、 「とらえ方が人それぞれ」になる。 「とらえ方が人それぞれ」というものは、まさに演劇や映画を見た人のありようである。 - 村上春樹作品を読んで、性交を企図する人間はいるだろうが、大事業を企画する人間はおるまい。 まさにその、大事業を諦めさせる、というところに村上春樹作品の社会貢献があるのかもしれぬ。