2012-02-18 菊池寛と大衆 文学ギモン むしろ逆に考えて 大衆が喜ぶものを 喜ばしい配置で 詰め込んだらどうか そう考えると 菊池寛に近い考えになる しかしこれは 大衆が成長しないという前提に立っている 昨日見た大衆が 明日は違う 見違えるほどの傑物になっているということは ありえないという考えに立っている 大衆を侮っているのである それくらい簡単に大衆を ハンドルできると思わないとできない 歴史をひもとくと 日本における多衆は 相当にだまされやすかったと言えそうだ 怒るにしても 突発的に怒るだけで 怒りを蓄積するわけではない