文学の商品化について

文学はただの商品ではない
人格についての商品なのである
では人格が高ければいいかというと
高い人格が商品になるわけではない
高い人格は仕掛け人から嫌われるであろう
文学にとって適したところにある人格が売れる
すなわち文学的に奔放な人格である
この文学的というのは
こんにち的にいうと妥協のことであるらしい