読む行為

日常的だらだら読み
つまり生活の線上にある読み
それをただ繰り返すだけでは止揚はないわけである
ところが日本では止揚はよしとされない
よしとされるのはせいぜい改革である
ぼくには文学の世界は合ってなくて実業のほうがいいかもしれない
しかし実業となると文学より縁遠いのである