2013-07-19から1日間の記事一覧

読む行為

日常的だらだら読み つまり生活の線上にある読み それをただ繰り返すだけでは止揚はないわけである ところが日本では止揚はよしとされない よしとされるのはせいぜい改革である ぼくには文学の世界は合ってなくて実業のほうがいいかもしれない しかし実業と…

虚しさを感じさせるシステム

ぼくは日本においては、虚しさを感じさせるシステムが発達していると思う たとえば陸軍大学校あがりの参謀に対して、あらゆる一般軍人が虚しさを覚えなければならない それはほとんど強制される 現代でもたとえば、東大を出てない大学卒業生はときどき虚しさ…

虚しさというのが、個人主義的でもあるのである

個人として感じられる虚しさというものを日本現代社会はうまく利用しているようにも思える たとえば民族的悲哀であったりするのではない そういう虚しさではない 統計なり分類なりによって運ばれていった先での虚しさであろう 資本主義社会における虚しさは…

日本一書くのが

日本一書くのがうまい人たちが作家であるなら 日本一読むのがへたな人たちは 何者だろうか