苦しみと共感と伝達

苦しみということを考えるときに
共感不能と伝達不能ということが不可欠の条件であるようにも思える
つまりは
共感され伝達される苦しみは
飼いならされた商品性を持つ
いきおい商売に関わった人びとは
それを認めようとしないし
商品にケチを付けられたことを知ったら
かれらは怒って何らかの誹謗力に訴えるかもしれないのである