いわゆる古代女流詩人たちの恋歌を読んで思ったのだが

恋の苦悩を表現するのはまことに結構である
しかしそれぎりになるのはよくない
どこかで、女性がそのようなばかげた乱痴気に拘泥しないではいられない社会に対する怒りが湧いてこなければいけないはずである
それが全く湧かないということが、女性の限界なのだろうか?
それとも、そのような歌は不穏当だとして抹殺されたのだろうか?