2012-04-30 ユーゴーと死刑 文学ギモン ユーゴーは、どうも死刑反対というよりも、法律が機械のように作動して人が死刑になることにおかしいと感じていたようだ 『最後の死刑囚』においては金音(かなおと)がかちあう音がたびたび出てくる。(英語でいうとclank) 鎖帷子のような色、という表現もある。 ユーゴーは、法律が金物細工のようになっていることに対して変だと思っていたのだろう。 法律に血肉を通わせねばねらぬ。 そのためには法律に関する国民的議論を引き起こさねばならぬ。 ということなのかな。ふーむ