宗教と国家承認

宗教というのが
すべからく国家承認制なのがひとつの現代社会の典型的ありようである
もっともデリケイトなものが
もっともお役所的に処理されるのである
端的にいうと今の宗教は個別救済より団体救済が先にあるのであり
ひとりひとりにさとすより集団にさとすのである
だからひとりで救いを求める者は
狂人扱いされるか外国の宗教に行くかしないといけない