2013-11-28 救済について 5句 短歌 われ救済を叫んだ舌の乾かぬに神ののしりて罵言に溺る この身をば委ねて助かるその神の裸体見ざれば信ぜざるなり 助かればどうしてどうかわからずに夢にも我が身助からざらむ 手をのばし掴んだ先のその先に先住民はつねにおりけり この欲のあふれるいずみわがこころわが身もろとも炉にくべれかし