2013-05-31から1日間の記事一覧

「力への意志」が低俗化したら肥大化願望になるのである

そうなると国家は版図を拡大しようとして帝国主義に走る アメリカ合衆国における国民が肥満しがちなのは、食生活習慣がよくないということもあるが、アメリカ合衆国にひろく肥大化願望が蔓延しているからとも言える

国家を小さくしようと考えたら

ある人が国家を小さくしようと考えたとしたらそれは一個の狂人であるが、かれが国家を大きくしようと考えたとしたら狂人とはまったく思われないのである

こういうことなのじゃないか? 国家の「先端」とは

人の指先と同じと考えられている そこを切り取れば「クリップル」になるということであり、国家が「障害者」になるということである いっぽう国家の「先端」が伸びていくのは、国家の「成長」ということになる

ニーチェの発狂はこういうふうに説明できるのかもしれない

かれの哲学が将来援用されて世界戦争が起こり、その結果生まれるすべての死体がかれの現前に一度にあらわれる そういう幻視をした瞬間に発狂したのかもしれない もちろん、ニーチェがいなくても世界戦争はどのみち起こったのであろうが、ニーチェが恐れたの…