日本の白はよくないニュアンスがある

白拍子、白子、白痴
白々しい
白ける
日本では、白はいい色ではない
純白のドレスというのは、西洋文化の発想だ。
白銀も、日本にはない考え方だ。
ジョイス文学では、白い顔というと葛藤と混迷のはての硬直をあらわすことがある。
広い意味で支配されたときに、人は白くなる。
日本では、顔は真っ青になる。ものものしいときは蒼白という。
蒼が先にくる。それは静脈の色だ。
青ざめる。
白魚・・・
青魚・・・
白茶ける
白無垢
染まってないというところが白か
日本でどこにも染まらないというのは弱者のことだ。
しかしそれを逆手にとるのが白拍子だ。