2010-10-23から1日間の記事一覧

色彩感覚と光彩感覚

・ジョイス文学には、色彩感覚と、光彩感覚がある。・カトリックの人って日常的に議論をしたりしないのではないか。 従順さ、敬虔さというのは多弁と兼ね合わないところがある。・アイルランドの一般市民男性が話すときは酒が媒介となっていることが多い。 …

日本の白はよくないニュアンスがある

白拍子、白子、白痴 白々しい 白ける 日本では、白はいい色ではない 純白のドレスというのは、西洋文化の発想だ。 白銀も、日本にはない考え方だ。 ジョイス文学では、白い顔というと葛藤と混迷のはての硬直をあらわすことがある。 広い意味で支配されたとき…

鳥をみた

鳥がぐるぐる回ったり、電柱に止まったり、くちばしでつついたり、さえずったり。 僕は、僕の人生それなりに、鳥を見てきたつもりだ。 いちばん鮮烈なのはからすが鳥をついばむのを見たときだ。 ココココと早く内臓をつついて、鳥は羽をばたばたさせていた。…