社会が細分化しすぎてこれと特定できないし特定しても外れる部分があまりも大きくなる

こうなると、まず共通点を引っ張ってきて全体に敷衍させその上で話を展開させるという方法を採るのが上策である。
例えば性愛などはもっともやりやすい。
これが、憎悪となると、いまいち共通点となりにくいのである。
憎悪を共通点にすると、馬鹿じゃないのと言われたらしまいになる。
その点、プロレタリア文学は、プロレタリアートを共通点にしていて、今より単純だった
世の中が単純だったからありえた文学である