2013-07-28 散歩する女児 短歌 キャラもののサンダル鳴らしゆくおとめ肉の去来を予感せる音 手と足を振りに振りつつ時折に虚空に見せるうつろげな顔 はにかんでこぼれた歯と歯胸内に都会の毒はいつぞ入らん 父親の手引きあゆめるその足の音の先なるおとめ青空