2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

論語 かみにおいて・・・

かみにいてかんならず、れいをなしてうやまわず、もにのぞんでかなしまずんば、われなにをもってこれをみんや(←ダメな人の例をあげている? 礼儀知らずで感情が正しく発揮できない人はだめということか? ならば感情それ自体を悪としているわけではないのか…

のぞみあるなし

ぼくはあまりにものぞみがないのでかなしいが かといってのぞみがないことがあきらかでもない 僕は望の正負において飽いているのであり それは人として行き詰まっていることを示す しかしそんな僕に知識だけがぶくぶくたまるので これはまことに薄気味が悪い…

いま僕が見たいのは、いっとう足が不自由な蛙の跳躍である

これは矛盾しているような悩みなのだが

僕は読書するたびに馬鹿になっているような気がしているのである 読書が不遜な行為のように思えるのである

ソクラテスがなぜおのれの知的横暴がなぜ許されると思ったのかというと

おそらく、自らの所属する知的コミュニティによって擁護されると思っていたからだろう ソクラテスは、法によって裁かれたのだが、まさにその法が狭いコミュニティから人間をひっぱりだして公開の場で裁く それが法なのである 法というものが、公ということに…

ソクラテスとオリンピック

ソクラテスは、どうやら知の競技をやろうとしたのである 僕には、ソクラテスがオリンピックの優勝者に対して嫉妬しており、自らの肉体に対して負い目があったように思える かれは、知のオリンピックを主催し、みずからもそれに出場し、優勝したかったのであ…

ではソクラテスは弁論大会をやりたかったのか

それも違う気がする

大木

誰が種を植えて どうやって育てたのか この途方もない大木を 嫉妬の大木を

嫉妬?

嫉妬などという月並みな表現で 僕の心情をあらわそうということからして 僕への冒涜であり自涜である しかしなんといってもそれらは嫉妬に近くはあるのだ

正義とは

正義とはひとつの行動様式であり、それは思考法や思惟ではない

小説家と量産

小説家は量産がしたいわけである なぜ量産したいかというと、量産しないと他の小説家に対して物量で負けてしまうからである そこには競争があるわけである それは数における競争であって 質はさほど問題ではない だいいち小説の質をはかる明確な度量衡が無い…

売れる方法

ひょっとして僕も売れる方法を考えたほうがいいのかもしれん しかし僕にはデビューという難問がまずあるのである デビューしたからといって不器用な僕のことだ すぐに退場するに違いないのである

都市と謙虚

少なくとも、アテネ市民においては、アテネにおける最もさびれた地方より謙虚であろうという気持ちはないわけである そのような滑稽な謙虚さは考慮されない それよりも、分相応な自信をあらわすことが自然であるということになる しかしそれは、地方市民から…

ギリシャ哲学を少しやるとして

先行研究なるものに頭は下げない なぜなら、それをやるのは学者で、僕は学者でもなんでもないからである 今までに死んだ学者と今も生きている学者を合わせた全員に頭を下げて回っていたら一生下げ続けても間に合わない よって、頭を下げないということ以外選…

なんだかもっとひどい目に遭いそうな気がしてきた

ますます僕の文学は進歩しているし ますます僕の文学上の刃が鋭利にはなってきているのである それはきっとよくない目につながる

ソクラテスは自分しか知りえない自分のことについては嘘を言う

「プロタゴラス、わたしはいささか記憶力の弱い人間なのです」 じっさいは、ソクラテスは記憶力がいいほうなのである。 なのに、こういうことを言う。 これは、卑怯なやり方である。 僕がソクラテスに感じる違和感はこれである。 自己弁護ならぬ自己名誉毀損…

在日とは被差別要員なのである

在日を被差別要員にしている そして、国家のエンジニアリングだなどと得意になっている まことに稚拙なものである 日本国家がこの程度であれば国民である意義はほとんどないと言っていいとすら思える 日本国家がからっぽのからっぽのように思えるのである

だがしかしアナーキズムよ

だからといってアナアキズムに直截にいたるほど ぼくはナイイヴではないのである ぼくはアナアキストになるにしては才能がありすぎるのである アナアキストになるには絶望的なほどに才能が足りなければならぬ もちろん才能がないというわけではない ありそう…

しかし耐えろということか

ぼくも 日本も 不幸に耐えなければいけない であるなら心苦しくはあるが ほくそえむ人たちのつらのなま皮を 少しずつでも剥いでいかねばならない かれらを苦しませなければならぬ もちろんぼくは人を苦しめる気などない いきがかりじょう そうなったまでであ…

不正な人間と徳と野蛮人

プロタゴラス「法律に依拠する人間社会で育った人である限り、たとえきみが最も不正だと思う人間であったとしても、その人は正しい人であってこの分野における専門家だといえるのだよ。教育も法廷も法律も持たず、徳を気遣うよう強いられることも全くない、…

というよりも隣保ということか

ファミリアであるものならよしとされる 縁遠いものには近づこうとはしない ひとつの孤立なのだが、それが孤高という美徳になる 近代日本の思想家や作家も、このギリシャ思想家の考え方をなぞっているように思える それは端的に言って、ギリシャ思想に忠義立…

正義と狂気

プロタゴラス「じっさいにそうであろうとなかろうと、すべての人が、自分は正しい人間だと言わなければならない。もし正義をよそおわない人がいるとしたら、その人は気が狂っているとね」(←自ら狂人であると外に向けて言うことは許されていない)(←不正な…

アテネの文化的興隆は何によって生まれたか

分不相応な資本の流入によってであろう そう考えると、日本のバブル期の文化はなぜあまり興隆しなかったのか 浅薄なだけで終わってしまったように思える

資本が文化にとってなくてはならないのだとして

では、なぜ文化から資本が生まれないのか そう考えると、文化は資本をもとにして生まれるなんらかの製造物、加工品であるということになる

ドラヴィダ人 

ドラヴィダ人 :性器崇拝 蛇神および樹木の崇拝 母系制家族制度 鼻が低く色が黒い

ヘルダーリンとの共感によって僕の詩は生るという予感がある

しかし僕の詩が生るからといって 僕の小説が生るわけではない また 僕の詩が生ったからといって 僕が商品を作れるようになるわけでもなかろう 商品を作ることは 僕には難しい 僕はますます迷子になるかもしれんが それでめそめそする僕ではない 僕は彼女のた…